押収拒絶権が行使できる要件と論点

裁判所や警察・検察は物やデータを差し押さえられる。刑事事件の証拠を集めるためだ。この捜査方法を捜索差押えという。 捜索差押えは逮捕や勾留に次いで、人の権利を制限する強力な捜査方法だ。人のプライバシーを暴き、所有権を制限す … “押収拒絶権が行使できる要件と論点”の続きを読む

人の話を信用できるかどうかをどうやって判断するか?

供述の信用性とは 誰かの話が信用できるかどうかを判断しないといけない場面は多い。嘘をついているんじゃないか、正確に話していないんじゃないかということを見落とすと、大失敗することがある。 刑事裁判の場合には、無実の人が死刑 … “人の話を信用できるかどうかをどうやって判断するか?”の続きを読む

公判前整理手続に付する請求の要否

問題1 弁護人が刑事事件において付公判前整理手続請求を行うべきなのは、どのような場合か? 検討結果 弁護人は、刑事事件の事案が複雑な場合、付公判前整理手続請求を行うべきだと考える。 事案複雑な場合とは、争点が多く、情状証 … “公判前整理手続に付する請求の要否”の続きを読む

認め事件と否認事件 それぞれの弁護活動のポイントについて

1.2種類の刑事事件 刑事事件は大きく認め事件と否認(ひにん)事件の2つに分かれる。 認め事件は被疑者・被告人[1]警察などが取り調べている人を被疑者といい、取調べが終わって刑事裁判にかけられている人を被告人という。が罪 … “認め事件と否認事件 それぞれの弁護活動のポイントについて”の続きを読む