映画の感想「光」(大森立嗣監督)ネタバレあり
三浦しをんの同名小説を原作とした、大森立嗣監督の映画。 以下がっつりネタバレに触れるので注意。 1 あらすじ 離島で暮らす主人公の信之(のぶゆき)は、恋人の美花(みか)を襲った男を殺害する。その様子は弟分の輔(たすく)に … “映画の感想「光」(大森立嗣監督)ネタバレあり”の続きを読む
三浦しをんの同名小説を原作とした、大森立嗣監督の映画。 以下がっつりネタバレに触れるので注意。 1 あらすじ 離島で暮らす主人公の信之(のぶゆき)は、恋人の美花(みか)を襲った男を殺害する。その様子は弟分の輔(たすく)に … “映画の感想「光」(大森立嗣監督)ネタバレあり”の続きを読む
令和6年8月15日に開催された終戦79年目の全国戦没者追悼式の件で面白いことがあったので記録する。 全国戦没者追悼式は国家的行事の1つである。天皇皇后両陛下のご臨席を賜る行事は限られている。また、三権の長全 … “全国戦没者追悼式に深山卓也最高裁判事が最高裁長官代理で出席した件”の続きを読む
本日、天皇皇后両陛下のご臨席の下、戦後79年目の全国戦没者追悼式が挙行された。 今年は62回目の全国戦没者追悼式でもあった。 ちなみにこれまでの記事はこちら。 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 今年のおこ … “令和6年 全国戦没者追悼式 天皇陛下のおことば 雑考”の続きを読む
以前、NHKで観たことがあったような気はしたが忘れていた。 改めて『幻の本土上陸作戦 オリンピック作戦の全貌』を読んだ。 実際には生じなかった地獄のお話。第二次世界大戦で日本が降伏しなければアメリカ軍を中心 … “読書メモ 『幻の本土上陸作戦 オリンピック作戦の全貌』NHK「果てなき殲滅戦」取材班、中津海法寛”の続きを読む
靖国神社の石柱に放尿する仕草をしたり、石柱にスプレーで落書きをした中国籍の男が起訴された。 罪状は礼拝所不敬罪と器物損壊罪。 器物損壊罪については落書き等でも認められているので起訴は不思議ではない。礼拝所不敬罪については … “靖国神社の石柱に放尿することが礼拝所不敬罪にあたるか?”の続きを読む
1.疑問 法テラスは弁護士の社会的信頼を高めているのだろうか? まあ一応は高めているように思われる。 2.社会的信頼? そもそも、ここでいう社会的信頼というのはいまいちわからない。[1]むしろ分析しない方が … “法テラスは弁護士の社会的信頼を高めているのか?”の続きを読む
宗教と暴力というのは比較的容易に結びつく。キリスト教やイスラム教の歴史にきわめて暴力的な面があることは誰でも知っていることである。 仏教もその例から漏れることはない。 我が国に仏教が伝来した後、古来からのアニミズムを信奉 … “読書メモ『仏教の大東亜戦争』鵜飼秀徳”の続きを読む
清水俊史の『ブッダという男――初期仏典を読みとく』を読んだ。 仏教学の大家を告発する衝撃のあとがきで有名になってしまった本だが、それとは別に内容も面白かった。 この本は、2500年前に生きていた男の実像、歴 … “読書メモ『ブッダという男――初期仏典を読みとく』清水俊史”の続きを読む
6月1日からAmazonプライムビデオで観ることができると知ったので、早速観た。 マッティ・ゲショネック監督「ヒトラーのための虐殺会議」だ。日本での公開は2023年1月。 舞台は、1942年1月20日、ヴァ … “感想 映画「ヒトラーのための虐殺会議」”の続きを読む
オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』稲富栄次郎・上田武訳、福村出版、1981年、改訂版を読んだ。 1 あらすじ 神秘学に関心を持つドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲルは、自身の探究心を満足させる道が禅宗にあることを期待 … “読書メモ:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』――ナチスの影”の続きを読む