当家の家訓は「へのかっぱ」である。親から聞かされたのは「辛いときでも、何とも思ってないように見せよう。」という意味合いだ。
ただ、なぜ「カッパのオナラ」という言葉がそういう意味に何故なるのか知らなかったので、語源を調べてみた。
元は木っ端の火
元々は「木っ端の火」(こっぱのひ)らしい。
木っ端とは、木くずのことだ。鉛筆を削ったときの削りかすみたいなやつ。
これは燃えやすいので、火をつけるとすぐに燃え尽きてしまう。
まるではかない、取るに足らない火である。
だから木っ端の火とは、取るに足らない物、すぐに無くなってしまう物という意味合いだそうだ。
「木っ端の火」が訛って「河童の屁」になった
木っ端の火と語感が似ている河童の屁と言う言葉になったらしい。
多分昔の人が面白がってふざけていたのだろう。
さらに語句が入れ替わった
そして、河童の屁の語句が入れ替わって屁の河童になったそうだ。
ふーんって感じだが、何事にも語源というものがあるのだなぁと思う。