偵察気球を合法的に撃墜する方法について

中国が気球で米国を偵察している可能性があるとのニュースが流れ、その後、米国は気球を空軍機で撃墜した。 気球の残骸を回収し、今後調査するそうだ。   問題なのは、同様の気球が日本の空でも発見されていることだ。 つ … “偵察気球を合法的に撃墜する方法について”の続きを読む

「疑わしきは被告人の利益に」から受け取る人生訓

「疑わしきは被告人の利益に」という言葉がある。無罪原則や利益原則とも呼ばれる。 ずいぶんと昔からある原則のようで、Wikipediaではハンムラビ法典にも書いているそうだ。ホントかは裏をとっていないが。 また、この言葉の … “「疑わしきは被告人の利益に」から受け取る人生訓”の続きを読む

天皇・皇族が裁判を起こせるか? 天皇・皇族に裁判を起こせるか?

秋篠宮家の長女眞子内親王殿下の結婚に関して、ネットがやかましい。 概ね結婚に反対する持論を述べているのは、おそらくリアルでも他人の人生に余計な介入をしまくって居場所がなくなりつつあるオッサン・オバサンが多いのではとの妄想 … “天皇・皇族が裁判を起こせるか? 天皇・皇族に裁判を起こせるか?”の続きを読む

読書メモ 『言論抑圧 矢内原事件の構図』将基面貴巳

「身体ばかり太って魂の痩せた人間を軽蔑する。諸君はそのような人間にならないように」 東京帝国大学経済学部教授にして、戦後、東大総長にもなった矢内原忠雄の言葉である。 戦前、大学を辞職せざるを得なくなった矢内原が「最後の講 … “読書メモ 『言論抑圧 矢内原事件の構図』将基面貴巳”の続きを読む

憲法を知らない赤羽大臣は辞任に値する

令和3年8月16日、赤羽一嘉(あかばね・かずよし)大臣がとんでもない発言をTwitterに投稿した。 あるアカウントが臨時国会を開くよう赤羽大臣に促す投稿をしたのに対し、このように回答。 臨時国会の開催については、国会が … “憲法を知らない赤羽大臣は辞任に値する”の続きを読む

メダル噛み事件で思い出したとっくり放尿事件について

河村たかし名古屋市長が表敬訪問に訪れたアスリートの金メダルを噛んだ事件を通称「メダル噛み事件」と呼ぶらしい。 噛まれたアスリートには非常に気の毒であるとの思いを持つ一方で、私の脳裏にはある刑法事件が浮かんできた。 それは … “メダル噛み事件で思い出したとっくり放尿事件について”の続きを読む

元検察官大坪弘道氏の弁護士登録を認めるべきではなかった

1 驚きのニュース 平成22年、日本の検察官の信用を失墜させた事件があった。大阪地検特捜部証拠改竄事件である。こともあろうに公益の代表者を自負する検察官が、障害者郵便制度悪用事件という事件の捜査の過程で、何の罪もない市民 … “元検察官大坪弘道氏の弁護士登録を認めるべきではなかった”の続きを読む

読書感想文 森本あんり『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』新潮選書

森本あんりの『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』を読んだ。 アメリカが独立する以前の植民地時代に活躍したロジャー・ウィリアムズという筋金入りの変人を中心に、「寛容」を考察している。 日本人は寛容か 私は常々感じて … “読書感想文 森本あんり『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』新潮選書”の続きを読む

国旗損壊罪を制定してまで守らなければならない我が国の名誉(笑)について

自民党の高市早苗前総務相ら「保守団結の会」が、日の丸を傷つける行為を処罰できる「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を今国会に議員立法で提出したいと同党の下村幹事長に申し入れた。 以下、国旗損壊罪の成立に反対の立場から、問 … “国旗損壊罪を制定してまで守らなければならない我が国の名誉(笑)について”の続きを読む

任意での事情聴取と告発について

「桜を見る会」前夜祭について、東京地検特捜部が安倍前首相の公設第1秘書らから任意で事情を聴いたとのことである。 このニュースを受けて、安倍前首相の逮捕に期待感を隠さない人々も多くいるが、期待は時期尚早というものである。ま … “任意での事情聴取と告発について”の続きを読む