読書メモ:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』――ナチスの影

オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』稲富栄次郎・上田武訳、福村出版、1981年、改訂版を読んだ。   1 あらすじ 神秘学に関心を持つドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲルは、自身の探究心を満足させる道が禅宗にあることを期待 … “読書メモ:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』――ナチスの影”の続きを読む

ネタバレあり きづきあきら・サトウナンキ『まんまんちゃん、あん。』の感想・考察

きづきあきら・サトウナンキの『まんまんちゃん、あん。』を読んだ。 現代のお寺を舞台とし、恋愛をテーマにした漫画だ。   主人公のめぐりは、貧乏子沢山な家の子どもの一人。知人の働きかけでお寺の跡取り息子信玄と結婚 … “ネタバレあり きづきあきら・サトウナンキ『まんまんちゃん、あん。』の感想・考察”の続きを読む

読書メモ『鎌倉仏教』平岡聡

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週欠かさず観ている。Twitterでも大盛りあがりだ。みんな鎌倉時代が好きなのだろう。 ドラマでもよく僧侶が出てくる。が、あまり宗教的なことが描かれることはない。例外は運慶だろうが、それも … “読書メモ『鎌倉仏教』平岡聡”の続きを読む

YouTubeで聞ける禅僧の話、オススメ3選

私自身は「神様」「仏様」という絶対的な何かを信奉する気持ちは持ち合わせていない。 ついでにいうと世の宗教家というものにも、第一印象は「うさんくさい」「こいつはやばい」という印象から入ってしまう。 おそらくこのあたりはバブ … “YouTubeで聞ける禅僧の話、オススメ3選”の続きを読む