読書メモ 『世界と比べてわかる日本の貧困のリアル』
石井光太の『世界と比べてわかる日本の貧困のリアル』を読んだ。 (筆者名は筆者のTwitterアカウントに飛びます。) 本書は、住居、教育、労働といった8つの視点で、海外の貧困と比較ながら、日本の貧困の実相を明らかにしよう … “読書メモ 『世界と比べてわかる日本の貧困のリアル』”の続きを読む
石井光太の『世界と比べてわかる日本の貧困のリアル』を読んだ。 (筆者名は筆者のTwitterアカウントに飛びます。) 本書は、住居、教育、労働といった8つの視点で、海外の貧困と比較ながら、日本の貧困の実相を明らかにしよう … “読書メモ 『世界と比べてわかる日本の貧困のリアル』”の続きを読む
高野秀行の『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』を読んだ。 世界各地の思いもよらない料理の紹介本。 ゴリラやピラニア、エイにサメといったイメージしやすい食材も紹介される中、 モルモットにヤギの消化物といった … “読書メモ 『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』”の続きを読む
森まゆみさんの『暗い時代の人々』の感想。 『暗い時代の人々』という題名の本はもう1冊ある。ハンナ・アーレントの評伝集だ。アーレントの『暗い時代の人々』は第二次世界大戦前後の全体主義の世紀である「暗い時代」に … “読書メモ:森まゆみ『暗い時代の人々』 どうしてこの題名にしたのか?”の続きを読む
稲垣栄洋の『世界史を大きく動かした植物』を読んだ。 著者は『生き物の死にざま』といった本も出しており、変わった切り口で、動植物の生態を描くことで知られている。 著者の本は、学者らしく文章が明晰で簡にして要を得る記述なので … “読書メモ『世界史を大きく動かした植物』”の続きを読む
南木義隆の『蝶と帝国』を読みました。 南木義隆といえば、ナムボク名義で百合文芸小説コンテストに投稿した『月と怪物』が大きな話題となったことで有名な作家です。 百合小説というと女性同士の恋愛を描いた作品ですが … “読書メモ『蝶と帝国』 ※ネタバレ注意 考察あり”の続きを読む
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週欠かさず観ている。Twitterでも大盛りあがりだ。みんな鎌倉時代が好きなのだろう。 ドラマでもよく僧侶が出てくる。が、あまり宗教的なことが描かれることはない。例外は運慶だろうが、それも … “読書メモ『鎌倉仏教』平岡聡”の続きを読む
「百代の過客」とは何か? 松尾芭蕉の『おくのほそ道』は、次の一文から始まる。 月日は百代の過客にしてゆきかふ年も又旅人なり 「月日は永遠に旅をする旅人のようなものであり、過ぎ去っていく年月もまた旅人だ。」 という意味で紹 … “「過客」とは何かーーおくのほそ道の元ネタとの関係”の続きを読む
「疑わしきは被告人の利益に」という言葉がある。無罪原則や利益原則とも呼ばれる。 ずいぶんと昔からある原則のようで、Wikipediaではハンムラビ法典にも書いているそうだ。ホントかは裏をとっていないが。 また、この言葉の … “「疑わしきは被告人の利益に」から受け取る人生訓”の続きを読む
いやあ、また素晴らしい漫画を教えてもらった モクモクれん先生の「光が死んだ夏」である ヤングエースUPで読めます(ページはこちら)。 また、単行本1巻はAmazonのKindleでも読めます(ページはこちら … “モクモクれん「光が死んだ夏」1巻の感想・考察 ※ネタバレあり”の続きを読む
坪谷善四郎『大日本帝国憲法注釈』(1889年)より「信教の自由」の記述を書き起こす。該当頁は73頁から74頁である。 元データは国立国会図書館デジタルコレクションより閲覧したものである。 書き起こしにあたって、歴史的仮名 … “坪谷善四郎『大日本帝国憲法注釈』1889年より「信教の自由」について”の続きを読む