読書メモ『ブッダという男――初期仏典を読みとく』清水俊史
清水俊史の『ブッダという男――初期仏典を読みとく』を読んだ。 仏教学の大家を告発する衝撃のあとがきで有名になってしまった本だが、それとは別に内容も面白かった。 この本は、2500年前に生きていた男の実像、歴 … “読書メモ『ブッダという男――初期仏典を読みとく』清水俊史”の続きを読む
清水俊史の『ブッダという男――初期仏典を読みとく』を読んだ。 仏教学の大家を告発する衝撃のあとがきで有名になってしまった本だが、それとは別に内容も面白かった。 この本は、2500年前に生きていた男の実像、歴 … “読書メモ『ブッダという男――初期仏典を読みとく』清水俊史”の続きを読む
6月1日からAmazonプライムビデオで観ることができると知ったので、早速観た。 マッティ・ゲショネック監督「ヒトラーのための虐殺会議」だ。日本での公開は2023年1月。 舞台は、1942年1月20日、ヴァ … “感想 映画「ヒトラーのための虐殺会議」”の続きを読む
オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』稲富栄次郎・上田武訳、福村出版、1981年、改訂版を読んだ。 1 あらすじ 神秘学に関心を持つドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲルは、自身の探究心を満足させる道が禅宗にあることを期待 … “読書メモ:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』――ナチスの影”の続きを読む
御璽偽造、詔書偽造罪の適用が不安な方 (相談したい場合でも、やっぱり当事務所以外に) ご相談ください!! ● 自分の行動は御璽や詔書の偽造にならないか? ● 逮捕されたらどうなる? ● 処罰されないためにはどうしたら? … “御璽や詔書の偽造で逮捕されたら――すぐ相談!”の続きを読む
内乱罪の適用が不安な方 (相談したい場合でも、当事務所以外に) ご相談ください!! ● 自分の行為が内乱にならないか? ● 逮捕されたらどうなる? ● 処罰されないためにはどうしたら? 政府を転覆したい、理 … “内乱で逮捕されたら――すぐ相談!”の続きを読む
1911年(明治44年)に大分市で九州・沖縄弁護士大会が開催された。 法律日日という古い雑誌にその時の様子が記されていたので、紹介したい。 会場は大分県会議事堂である。1889年(明治22年)に落成した。 … “明治44年の九州・沖縄弁護士大会(大分)の様子”の続きを読む
次の画像は何を描いたものかお分かりになるだろうか? 明治41(1908)年10月22日、長野県の応住寺山の麓(長野市)で開催された、日本弁護士協会臨時大会後の様子である。 議長は「鳩山博士」とあるので、おそらく鳩山和夫で … “明治41年の日本弁護士大会の様子”の続きを読む
ジェリー・トナー著(橘明美訳)の『奴隷のしつけ方』を読んだ。 マルクス・シドニウス・ファルクスという架空の古代ローマ貴族が記した体裁になっているのが面白い。 個人的に印象に残ったエピソードを3つ。 &nbs … “読書メモ 『奴隷のしつけ方』”の続きを読む
1 古代ローマと選挙制度 丸亀裕司の『公職選挙にみるローマ帝政の成立』を読んだ。 古代ローマにおいても公職は選挙で選ばれていた。今と形は違えど、多くの民衆も選挙に参加していた。 一般に抱く古代ローマの歴史は、元老院の活躍 … “読書メモ 『公職選挙にみるローマ帝政の成立』”の続きを読む
新釈漢文大系の11巻「韓非子」で説難(ぜいなん)を読んだ。説難自体は、司馬遷の史記の老子韓非列伝にもかなり長く引用されている。 1 説難は逆鱗の出典 説難は一般的には、逆鱗という熟語の出典として有名ではない … “読書メモ 韓非子・説林(「逆鱗」の出典)から受け取る処世術”の続きを読む